今シーズンで61回目を迎える「全国大学選手権」。関東・関西・九州などの各地域から強豪校が集い、トーナメントによって大学ラグビー日本一が決定する。昨年大会の決勝は、3大会連続12度目の優勝を狙う帝京大学と、創部100周年目に日本一を狙った明治大学が対戦。明治大学は、関東大学対抗戦で敗れた際の反省点を踏まえ、修正して挑んだものの王者の壁は厚く、帝京大学が34-15で勝利し優勝を果たした。今年の注目は、昨年度3年連続12度目の対抗戦優勝を果たし、そのまま大学チャンピオンとなった帝京大学。4年生は入学以来日本一を維持し続けており、1年生から試合に出場しているキャプテンのFL青木恵斗やLO本橋拓馬など、フォワードを中心としたチームとなっている。また早稲田大学は、大学生ながら日本代表に選出されたキャプテンのHO佐藤健次（4年）や、FB矢崎由高（2年）に加え、1年生ながら10番で出場している服部亮太は世界レベルのキックが売りなど、タレントが豊富。帝京大学の連覇を止められるか注目。各大学のプライドがぶつかり合う、一発勝負のトーナメント形式で行われる選手権。3連覇中の王者・帝京大学を阻むものは出てくるのか?大学ラグビー日本一の称号はどの学校が手にするのか、目が離せない!