「世界で最も過酷なモータースポーツ」と言われるダカールラリー。バイク・自動車・トラックなどが砂漠や山岳地、ぬかるみを走って、どれだけ短い時間でゴールできたかを競う。「完走者はみな勝者」とも称されており、出場チームの半数以上が途中リタイヤする年もあるほど過酷なレースだ。そんなダカールラリー2023は、2022年12月31日から2023年1月15日の16日間で開催される。ルートは、紅海の海岸から東部ダンマームにあるアラビア湾の砂浜を目指す。14のステージが国を横断して設定されている。ステージの70%が新設で、多くのステージが450qに近い距離となっている。スペシャルステージの合計距離は、2014年以来では最も長い5000qとなる。また、新たな試みとしてロングセッションを2種類に分け、AルートとBルートのロードブックをランダムに割り当てることで、全員が自力でロードブックを読んでいかなくてはならない方式を考案。昨年は、トラック部門に日本から日野がHINO600シリーズで参戦し、連続31回完走を達成。また市販車部門には、トヨタのラリーチームであるチームランドクルーザー・トヨタオートボデーが参戦。1号車と2号車がワン・ツーフィニッシュで部門9連覇という偉業を達成した。チームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、ランドクルーザー300 GR SPORTをベースとするニューマシンで2023年大会に参戦。デビューウィンでクラス10連覇を狙うチームランドクルーザー・トヨタオートボデーの走りに期待大!